CGアニメーションのマーザ・アニメーションプラネットが、全編Unityでレンダリングされた短編映像作品を制作する。2016年3月16日から18日にかけて、米国・サンフランシスコで開催されたゲームデベロッパーズカンファレンス2016にて『THE GIFT』の制作発表をした。
『THE GIFT』は、「MARZA Movie Pipeline for Unity」という技術を用いて制作されている。これは全編をゲームエンジンである「Unity」でレンダリングをしているのが大きな特徴だ。
「MARZA Movie Pipeline for Unity」は、マーザとユニティ・テクノロジーズ・ジャパンが共同開発した技術だ。マーザが得意とするハリウッドのようなCG映像制作のワークフローに、ゲームエンジンである「Unity」を取り入れた。
これにより、制作した映像をゲームや、今注目を集めるVRなどといった様々なプラットホームのデジタルコンテンツとデータを共有することが可能となった。プラットホームの違いを超えてコンテンツを統合することができる。