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岡田准一、小栗旬、長澤まさみ、木村文乃ら『追憶』出演決定 降旗康男×木村大作が9年ぶりタッグ

2016年03月18日 14:11  リアルサウンド

リアルサウンド

『追憶』出演者(左上から時計回りに、長澤まさみ、小栗旬、柄本佑、安藤サクラ、木村文乃、吉岡秀隆)

 降旗康男監督がメガホンを取る映画『追憶』の製作が決定し、出演者として、岡田准一、小栗旬、柄本佑、長澤まさみ、木村文乃、安藤サクラ、吉岡秀隆が発表された。


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 本作は、『鉄道員』『ホタル』など数々の作品を世に送り出してきた、監督・降旗康男と撮影・木村大作の、9年ぶり15作品目のタッグ作。幼少期を共に過ごした3人の少年が、ひとつの殺人事件を通して、刑事、容疑者、被害者という形で再会を果たし、事件の真相や忌まわしい過去と対峙していく模様を描き出す。原案脚本は、高倉健の遺作『あなたへ』の脚本を手がけた青島武と『グラスホッパー』などで監督を務めた瀧本智行が担当している。


 刑事・四方篤役を務めるのは、第38回日本アカデミー賞で最優秀主演男優賞と最優秀助演男優賞をW受賞したV6の岡田准一。共演には、小栗旬、柄本佑、長澤まさみ、木村文乃、安藤サクラ、吉岡秀隆らが名を連ねる。


 北陸を中心としたロケーション撮影が4月下旬まで行われる予定で、公開は2017年を予定している。


■降旗康男(監督) コメント
木村大作さんとは、9年ぶりのタッグということで古巣に戻った気持ちです。歳も歳(81歳)なので、いつもこれが最後の作品になるかもしれないと思って臨んでいる中、今回また木村さんと一緒に組めて良かったです。岡田准一さんとは初めてですが、人間に内在する“陰”を演じきれる日本映画界では数少ない主演俳優だと思っているので、その“陰”をうまく引き出したいと思います。


■木村大作(撮影) コメント
降旗監督とは15作目になりますが、監督からは今までにやったことない事を求められていますし、今回は主役に岡田准一という俳優を新たに迎えるので「新しい旅のはじまり」だと思っています。岡田准一さんは、俳優にとって一番大切な“目”を持っていると思います。彼の横顔の伏し目に潜む“陰”を撮りたいです。また、撮影にあたり北陸の地の“厳しさ、寂しさ、美しさ”を詩情豊かに映し、都会で生きる人々をドキュメンタリー風に生々しく撮ることでその対比を上手く表現していきたいと思っています。


■岡田准一(四方篤役) コメント
映画界の至宝の方々とお仕事ができることを光栄に思います。素晴らしいキャストの皆様と、一つ一つを大切につむぎながら、降旗監督と木村大作さんの背中を追いかけていきたいと思います。お二人のエネルギーに影響を受けながら、映画を愛する方々の愛をしっかり見てきます。作品の完成を楽しみにしていて下さい。 


■小栗旬(田所啓太役) コメント
こういった作品に声をかけていただけるとは思っていなかったので、ただ単純にとにかく存在していて良かったなと思います。若き日々よりいつかまた一緒に仕事をしようと語っていた岡田さんとこういう形でお会い出来るのもとても大きな縁を感じます。素晴らしいスタッフ、キャスト陣と心に語りかけられる作品作りを出来ることを今から心待ちにしています。


(リアルサウンド編集部)