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【動画】ミントデザインズ、2016年秋冬が東京でのラストショーに?

2016年03月17日 23:43  Fashionsnap.com

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mitdesigns 2016年秋冬コレクション Image by: Fashionsnap.com
「ミントデザインズ(mintdesigns)」が、都内で2016年秋冬コレクションを発表した。デザイナー勝井北斗と八木奈央は発表拠点をパリに移すことを視野に入れいるため、今回が東京でのラストショーになる可能性が高い。

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 オリジナルのテキスタイルに定評がある「ミントデザインズ」による2016年秋冬コレクションのテーマは「PLASTIC CITY」。日本各地の加工工場を巡って可能性を探るプロセスを経て、プラスチックのような風合いの素材といった実験的なテクスチャーや手法を取り入れたという。立体的な幾何学模様が施されたフェイクファーをはじめ、ゆったりとした丈感、ウエストを絞ったシルエットなどこれまでのミントにはない提案に、ビニル素材の刺繍といったフェイクやユーモアの要素が織り交ざっている。コートやヒールブーツは、パーツをジッパーで取り替えることができるプロダクト仕様。「ポスト・モダン」の遊び心あふれる世界をファッションで表現したという。
 「ミントデザインズ」は、2001年にブランドを立ち上げてから15年目。2003年春夏から東京コレクションに参加し、都内の様々な場所で新作を発表してきた。国内外での展覧会の参加や異分野とのコラボレーション、そして昨年にはキッズラインやベーシックラインを開始するなど展開を広げている。発表の拠点を海外に移すことは数シーズン前から視野に入れてショールームなどを視察し、時期や形式について検討を重ねている段階だというが、今年中には新たな一歩が形になりそうだ。
■最新コレクション mintdesigns 2016年秋冬コレクション