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back number『オオカミ少女と黒王子』主題歌を書き下ろし 山崎賢人「作品に合った素敵な歌」

2016年03月16日 10:01  リアルサウンド

リアルサウンド

『オオカミ少女と黒王子』(c)八田鮎子/集英社 (c)2016 映画「オオカミ少女と黒王子」製作委員会

 二階堂ふみと山崎賢人がW主演を務める『オオカミ少女と黒王子』の主題歌をback numberが担当することが決定し、あわせて主題歌入りの予告編が公開された。


参考:動画はこちら


 本作は、恋愛経験がないのに彼氏とのラブ話を語る“オオカミ少女”の篠原エリカと、イケメンなのにドSな“黒王子”の佐田恭也の、嘘から始まる恋愛模様を描いたラブストーリー。八田鮎子による同名コミックを、『さよなら歌舞伎町』『ストロボ・エッジ』の廣木隆一監督が映画化した。


 主題歌に決定したのは、2015年12月にリリースされたアルバム『シャンデリア』が50万枚を超える大ヒットを記録した、back numberの新曲。本作のために書き下ろした楽曲「僕の名前を」で、初の映画主題歌を担当する。


 あわせて公開された予告編では、友達に彼氏がいると嘘をついた二階堂演じるエリカが、山崎演じる恭也に、彼氏のフリをしてもらう様子が描かれる。映像の後半では、back numberが唄う主題歌「僕の名前を」とともに、本当に恭也のことを好きになってしまうエリカと、次第に心が揺れ動く恭也の様々な表情が捉えらている。


 主演の二階堂ふみと山崎賢人、back numberのボーカル&ギター清水依与吏、松橋真三プロデューサーからは、コメントが到着している。


■松橋真三プロデューサー コメント
常々、主題歌は映画全体を包み込む感動の1シーンでありたいと思っています。
今回の映画は、コミカルな出だしから始まり、感動のラストに持っていきたい、という構成があり、どうしてもラストの主題歌はback numberに書き下ろしてほしいと思いました。
書く曲すべてが素晴らしい曲という稀有なアーティストだと思っているので、メンバーのみなさんに台本を読んでもらい、ふさわしい曲を書いてほしいとお願いしました。
ただ、あまり縛りをつけてしまうと作曲の妨げになる可能性もあるので、映画の内容そのままということではなく、広く誰にでもあてはまるような愛の歌にしてほしく、例えば、「男性が愛する女性に、いままで積もった愛を結婚式で表現するような曲」というような無茶な注文をしましたが、見事に応えていただけました。
山崎さん扮する主人公の恭也は、エリカに対して多くを語りませんが、エンディングでこの主題歌に流れるようなことを思っていたんだ、ということがわかると再び胸が熱くなります。
「僕の名前を」素晴らしい曲です。


■back number 清水依与吏(Vo&G)コメント
原作と台本を読んで、これは登場人物の気持ちを切り取るだけでなく、その後の物語へと繋げるイメージで曲を作るべきだと感じました。
なのでタイトルも含め、誰かに好きだと伝えたり、告白をする、といったものにまた少し別の意味が加わった楽曲になったと思います。


■二階堂ふみ コメント
物語に寄り添うような、最後に余韻を残してくれる音楽でした。この作品にとって掛け替えの無いものになったと思います。ありがとうございます!


■山崎賢人 コメント
back numberさんの曲をよく聞いていて今回主題歌を歌って頂けてすごく嬉しいです。
恭也やエリカの恋に悩む姿が頭に浮かんできてすごく切なくなりました。作品に合った素敵な歌をありがとうございます!


(リアルサウンド編集部)