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行方不明者をプリンターでポスターに!HPが地域ネットワークを使った新サービスをスタート
2016年03月16日 08:01
Techable
写真
高齢化社会を迎えた日本では、
高齢者の失踪
が社会問題になっている。
失踪後の数時間が非常に大事
で、いち早い捜索が肝要となるが、
人相書きのポスター
というアナログな手段がいまだに有効な手段だという。
・世界的プリンターメーカー「HP」が協力
ブラジルでも、毎年20万人が行方不明になっているといい、
非営利団体の「Mães da Sé NGO」
と、
世界的なプリンターメーカー「HP」
が協力し、行方不明者の家族をサポートしようという試み
「Print for Help」
に取り組んでいる。
「HP」の
電子印刷技術
を活用したもので、失踪者が出た場合
、周辺の家のプリンターから“行方不明者のポスター”が印刷
されるというものだ。
・行方不明者が出るとメールでお知らせし、ポスターをプリント
「HP」のプリンターを保有しているユーザーは
、emailアドレスと郵便番号
を登録しておく。
すると、行方不明者が出た場合、
該当エリア周辺の登録者にemailを送信し、オートで不明者のポスターがプリント
されるという仕組みだ。
・地域ネットワークを創り出す
周辺住民に行方不明者の存在を素早く周知させ、プリントされたポスターを地域内に貼り出したり、目を光らせることで、地域ネットワークが創出される。
ポスターが出力され、配布されるまでのプロセスを飛躍的にスピードアップ
させることで、最初の数時間を有効利用できるようになり、最大の効果が期待できるというわけだ。
商業的なネットワークを、社会的ネットワークとしても活用
する、ユニークな取り組みといえそうだ。
Print for Help
HP
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