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芸能プロ大手アミューズ子会社が「ミュベール」を傘下に

2016年03月15日 18:22  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

2016年プレフォールコレクションより Image by: MUVEIL
芸能プロダクション大手アミューズの連結子会社である希船工房が、「ミュベール(MUVEIL)」を運営する企業フレンズ(FRIENDS)を傘下に収める。同社は、ファッション、飲食、アーティストグッズの3つの事業で構成しており、ファッション事業にはフレンズの他、デザイナー鷺森アグリによるブランド「アグリス(agris)」を展開するアラウンズ(arounds)、「ジュンハシモト(junhashimoto)」を手がけるコミタス(COMITAS)も加わる。株式取得日は4月1日を予定。

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 希船工房は、アミューズが60%、アパレルブランド事業や外食事業を行うROOL PARTNERSが40%を出資して昨年10月に設立。アミューズでは同社を通じて、近年販売が好調なアーティストグッズ制作等の効率化、高付加価値商品の開発や、アーティスト非関連事業の拡大・強化を図っている。
 今回のアパレルブランド事業の強化により、ミュージシャンや俳優と同様に、デザイナーやクリエーターの才能をプロデュースするなど、新たな取り組みを目指すという。グッズの企画・提案を行うTRANSPLUSも希船工房の子会社にすることで、傘下ブランドのデザイナーがアーティストのグッズ等を手掛けるなど、付加価値の高いコラボレーションも検討していく。