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坂本龍一がピアノ生演奏を披露 ディカプリオ最新作『レヴェナント~』特別試写会開催へ

2016年03月15日 18:01  リアルサウンド

リアルサウンド

(c)2016 Twentieth Century Fox

 レオナルド・ディカプリオ主演作『レヴェナント:蘇えりし者』の特別試写会に、坂本龍一がゲスト登壇し、ピアノの生演奏やトークセッションを披露することが決定した。4月7日、ザ・ガーデンホール(東京・恵比寿)にて開催される。


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 本作は、第88回アカデミー賞主演男優賞に輝いたレオナルド・ディカプリオ扮するハンターのヒュー・グラスが、重症を負いながらも息子を殺害した仲間に復讐していく姿を描くサバイバルムービー。過去に映画監督の大島渚やベルナルド・ベルトルッチなどと協業経験のある坂本龍一が音楽を手掛けている。


 映画『バベル』にて「美貌の青空」など坂本の楽曲を2曲使用したイニャリトゥ監督は、その印象について「彼の曲には余計なものがなく優雅で感動的だ。今回の音楽には、感動的な静寂がある。静寂という間が映画にとって重要な役割を果たすんだ」と語った。また、3月23日に緊急来日するディカプリオは「サカモト氏の音楽は、この映画のテーマそのものを表現していると思う。初めて聴いた時、まさに求めていた音楽だったから、強く感銘を受けた」と賞賛している。


 坂本は本作のオファーを受けたことについて、「本作の話があった時は、まだ体調は万全ではなかったのですが、イニャリトゥ監督からの話なので、これは何があってもやらないといけないと内心思いました」と振り返り、「初めて観たその時から、この映画の主人公は“自然”だと思いました。人間ドラマを包む大きな自然というものを音楽で描きたかったのです」と明かした。(リアルサウンド編集部)