トップへ

テーマは種!国連大学で「青山パン祭り」

2016年03月14日 00:02  オズモール

オズモール

写真
春はパンの季節! というのも、江戸時代に日本で初めて「パン」が作られた4月12日は「パンの日」なのだとか。春に生まれたパンを、とことん楽しむお祭りがもうすぐ始まるそう。

2016年3月19日(土)と20日(日)、青山の国連大学中庭で「第8回青山パン祭り」が開催される。会場には、全国各地から約50店のパン屋さんやおいしいパンのお供を提供する店がブースを構える。

地元のこだわり農家が作る新鮮な食材を使ったパンが人気の埼玉県「co-mame bakery(コマメベーカリー)」や、地元・那須の食材と手作りにこだわった栃木県のハンバーガーショップ「Hamburger Cafe UNICO(ハンバーガーカフェ ユニコ)」など、9軒の人気店が初めて出店するそう。

「初登場の店舗では、川崎市のシナモンロール専門店『CEYLON(セイロン)』にご注目ください。同店の『シナモンロール』(390円~)は、仕込み水に豆乳を使った口溶けの良い生地と、香りが芳醇なスリランカ産のセイロンシナモンを使っているのが特徴です。20日(日)のみ出店なので、ご注意ください」と、広報担当者さん。


毎回テーマを設けている同イベントだけれど、今回は、“パンの種”がお題なんだとか。

「パンの種といえば、原料となる麦の種、パンの発酵を助けるさまざまな酵母の種、そしてパンに混ぜて味わいを広げるおいしいタネ(具材)の3種類があります。これらをいろいろな形で味わえるプログラムを予定しています」(同)

同イベント恒例、事前予約の「パンセット」(3500円、1日限定50セット)も、今回は発酵する種にこだわった「発酵種のパンセット」と、具材を工夫しした「食べる種のパンセット」の2種類を用意しているそう。

写真のパンは、「発酵種のパンセット」に入っている広島県「おへそカフェ&ベーカリー」のパン「UFO」(ハーフサイズ、1個270g)。同店では、自家栽培の無農薬玄麦と湧き水に、最もシンプルな酵母を組み合わせてパンを焼いているとか。このほかにも、埼玉県「川越ベーカリー 楽楽」の酒粕を使用した種で作るパンや、沖縄県「宗像堂」の自家培養発酵種を使ったパンなどの5種類がセットになっている。



もうひとつの限定パンセット「食べる種のパンセット」では、鳥取県「コウボパン 小さじいち」が作る「自然栽培金胡麻とチーズのフォカッチャ」(写真)が注目の一品。

「ほとんど国内生産されていない貴重な金胡麻を使ったシンプルなフォカッチャは、シンプルな味わいで、濃厚なカレーなどと一緒にいただくのがおすすめです」(同)

さらに、そばの実を使った代官山「GARDEN HOUSE CRAFTS(ガーデンハウスクラフツ)」の「そばの実カンパーニュ」や、島根県「ベッカライ・コンディトライ・ヒダカ」の「ひまわりの種のパン」など、素朴な味わいの個性的なパンが全部で5種類がラインナップ。

どちらのパンセットも、予約は公式HPから。引き取りは会場内の事務局で12時から16時まで。興味のある女子は早めに予約を。


また、会場では「種」にこだわったワークショップも予定。19日(土)10時からと、20日(日)14時からは、5つの野菜の種(えごま、キヌア、白ゴマ、黒ゴマ、アマニ)を使った「青山パン祭りの自由研究 ~種だらけのサンドイッチをつくろう~」(参加費2500円)を開催する。パテを挟んだこだわりサンドイッチのレシピを習えるうえ、スプラウトの発芽キットのお土産もあるとか。

そして、3月20日(日)の12時から13時までは、「発酵所と楽しむ色々酵母種のパン食べ比べワークショップ」(参加費2000円)が開かれる。こちらは、群馬県のパン屋「発酵所」の店主・松岡秀さんが焼いた、イチゴ、レーズン、柑橘類、アボカド、キウイの5種類の自家製酵母を使ったパンを食べ比べるというもの。酵母の魅力を知るいい機会になりそう。



もちろん、自家製のクラフトビールを提供する「タルマーリーのビールスタンド」や、「ファーマーズマーケット」で余った野菜を使ったスープとサンドイッチを販売するバーベキュー芸人・竹田BBQさんの「Re-think food project featuring(リ・スィンク・フード・プロジェクト・フューチャリング)竹田BBQ」など、フード屋台も充実。

パン好きが集まる「Bread Lab(ブレッドラボ)」からも「BREAD×COFFEE STAND by Bread Lab(ブレッド×コーヒースタンド・バイ・ブレッドラボ)」が特別ブースとして出店。全粒粉の“まるぱん”に、代官山「GARDEN HOUSE CRAFTS(ガーデン・ハウス・クラフト)」のピーナッツクリームをはさんだパンと、ドリップコーヒーを提供する。こちらは両日各250食限定なので、早めの来場がおすすめ。

さらに、会場にはパンのお供にぴったりのジャムやパテを販売する店があり、期間中は「青山ファーマーズマーケット」も同時開催しているそう。いろいろな食材とともにパンの世界を満喫して。