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渋谷109をグッチがジャック?新デジタルプロジェクト#GucciGram Tian始動

2016年03月13日 22:53  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

Yoshito Hasaka Image by: Gucci
「グッチ(Gucci)」が、デジタル コラボレーション プロジェクトの第2弾#GucciGram Tianをスタートした。「グッチ」の新パターン「Gucci Tian」を用いたアートプロジェクトで、アジアを拠点に活動するアーティストを起用。日本からはフォトグラファー羽坂譲人が参画し、渋谷をモチーフにした東京のビル群全体が「Gucci Tian」に覆われたインパクトのある作品を製作している。



グッチの新アートプロジェクトの画像を拡大

 「Tian」は中国語で「天」や「空」を意味する言葉で、新パターン「Gucci Tian」では10世紀にまで遡る中国の花鳥画をもとに楽園のような情景が表現されている。#GucciGram Tianでは、グッチのクリエイティブ・ディレクター アレッサンドロ・ミケーレがキュレーションを担当し、各アーティストに独自の手法でパターンを解釈・表現するように依頼。荒廃した都会の景観にTianのスリッポンを置いて花鳥図と現代の中国を対比させた曹斐(ツァオ・フェイ)や、Tianパターンの前でじっとたたずむ一匹の子猫を作品にした程然(チェン・ラン)、ガラスケースに本物の花や木々を閉じ込めることでパターンの背景を演出したチャールズ・ロー(Charles Loh)など、中国や韓国、インドネシアなど様々なアーティストが参加している。特設サイトgucci.com/guccigram-tianでは、作品の他、ブルックリン在住のテクノロジー&カルチャーライターのカイル・チャイカ(Kyle Chayka)のイントロダクションやレビューなどを公開。この他、インスタグラムをはじめとしたSNS上でも発信されている。
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gucci.com/guccigram-tian