『西遊記之大聖帰来』は、北京燕城拾十月文化伝播有限公司がティエン・シャオポン監督のもと制作し2015年7月に中国公開された。迫力満点のCGアニメーションが話題を呼び、中国映画史上空前の大ヒットとなった。
国内興収192億円は、これは中国で公開されたアニメーション映画としては過去最高(当時)となり、同じく2015年に大ヒットした日本の『STAND BY ME ドラえもん』、それまで史上1位であった米国アニメーション『カンフー・パンダ2』を大きく上回った。中国でのアニメーション映画のヒットはこれまで米国作品が多かったが、今回の成功は中国のアニメーション史を変えたとされている。