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スーパーフォーミュラ:鈴鹿ファン感謝デーのスペシャルテストラン2日目、ホンダ勢がトップ2につける

2016年03月13日 15:11  AUTOSPORT web

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13日に行われたスーパーフォーミュラのスペシャルテストランで、トップタイムを記録した小暮卓史(DRAGO CORSE)
13日、全日本スーパーフォーミュラ選手権のスペシャルテストランが鈴鹿サーキットの『2016モータースポーツファン感謝デー』の中で行われ、小暮卓史(DRAGO CORSE)がトップタイムをマークした。

 前日に引き続き青空が広がったものの、肌寒さを感じる気候となった鈴鹿サーキット。開催2日目となる鈴鹿ファン感謝デーのオープニングイベントとして、65分間のスペシャルテストランが行われ、中嶋一貴(TEAM TOM'S)、小林可夢偉(SUNOCO Team LeMans)を除く17台が走行を行った。

 スーパーフォーミュラでは、明日14日~15日に鈴鹿で合同テストも実施されるが、天候が崩れるとの予報が出ている。そのため、各チームはドライコンディションでのセットアップを進めるべく、セッション序盤から精力的に周回を重ねていった。

 セッション開始35分時点でトップにつけたのは小暮。2番手にはアンドレ・ロッテラー(TEAM TOM'S)、3番手にジェームス・ロシター(KONDO RACING)といったオーダーに。初参戦組のストフェル・バンドーン(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)は10番手、関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)は16番手となっている。その後、各車は一度ピットへ戻り、セッティング変更などを実施。また、翌日のウエットコンディションを考慮してか、山本尚貴(TEAM無限)やウィリアム・ブラー(KONDO RACING)、小暮といったドライバーはニュータイヤを投入している。

 そして、セッション終了が近づくと、まずはニュータイヤを投入した山本が1分37秒台のラップを刻み、トップへ浮上。その直後にロシターやベルトラン・バゲット(NAKAJIMA RACING)が山本を上回るタイムを記録したが、セッション終了直前に小暮が1分37秒776というタイムを叩き出し、再びトップの座を奪還。そのままチェッカーとなった。バンドーンは9番手、前日6番手タイムを記録する好走をみせた関口は14番手となっている。