貧困国コンゴのファッション集団「サプール」の写真展が西武渋谷に 150点超の写真を公開

アフリカ大陸コンゴの紳士集団「サプール（SAPEUR）」にフィーチャーした写真展が、西武渋谷店で開催される。沖縄在住の写真家 茶野邦雄が50名以上を撮り下ろした写真を中心に、インタビューやダンスシーン、撮影現場の映像なども交えてサプールの魅力に迫る。会期は3月29日から4月10日まで。

「サプール」の写真展が西武渋谷にの画像を拡大

　サプールはコンゴ共和国とコンゴ民主共和国で90年以上継承されるファッション文化で、貧困生活でも「エレガントな装いこそ人生のすべて」という生き方をアイデンティティに生きる紳士集団。NHKで特集されたほか写真集も出版され、話題を集めてきた。
　写真展「THE SAPUER ーコンゴで出会った世界一おしゃれなジェントルマンー」の会場では、「サプールであることのルール」を軸に、マインドやスタイリングルール、ポージングなどに焦点を当てた6つのカテゴリーで作品を紹介。展示点数は150点超を揃え、ほとんどが初公開となる。初日には被写体となったサプールのセブラン氏が初来日し、自身がスタイリングした衣装で軽妙なステップを披露する。
■「THE SAPUER ーコンゴで出会った世界一おしゃれなジェントルマンー」期間：2016年3月29日（火）～ 4月10日（日）　　　10時～21時（日・祝は～20時／最終日は～17時）※入場は閉場の30分前まで会場：西武渋谷店A館7階　特設会場入場料：500円