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インディ開幕戦:予選はペンスキー勢がTOP4独占。佐藤琢磨は予選11番手

2016年03月13日 10:31  AUTOSPORT web

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通算43回目のポールポジションを獲得した佐藤琢磨
インディカー・シリーズの開幕戦がセント・ピーターズバーグで開催。12日に行われた予選では、ウィル・パワーがポールポジションを獲得。サイモン・ペジナウ、エリオ・カストロネベス、ファン-パブロ・モントーヤと続き、チーム・ペンスキーがライバルを圧倒する速さを見せた。

 予選前のプラクティスでもパワーがトップタイムをマーク。順調にマシンセッティングを進め予選に挑んだ。

 ふたつのセッションを経て、ポールを争うファイアストン・ファスト・シックスに進んだのは、ペンスキーの4人と昨年の王者スコット・ディクソン(チップ・ガナッシ)、ホンダ勢のライアン・ハンター-レイ(アンドレッティ・オートスポート)の6人。パワーは、セグメント2で1分00秒0658をマークしトラックレコードを更新している。

 ファスト・シックスでもパワーの速さは衰えを知らず、チームメイトのペジナウが出したタイムを0.1971秒上回り、セント・ピーターズバーグで6回目、通算43回目のポールポジションを獲得した。

 セグメント2では2番手のタイムを記録していたディクソンだったが、ペンスキー勢を攻略できず5番手、ハンター-レイは6番手となった。

「今日は素晴らしい走りができた。このセント・ピーターズバーグに再び来て、新しい見栄えのクルマでポールを獲得できてとてもいい気分さ」

「残念なことに、一日中かなり具合が悪いと感じていて、予選を通してそれと戦っていた。ベライゾンP1ポールアワードの後、ちょうど気分が悪くなり記者会見を行えなかった。申し訳ない。今日のクルマはとても素晴らしかった。今夜は良く休んで、明日のレースに備えたいね」とパワー。

 プラクティスで好調だったAJフォイトは、ジャック・ホークスワースが10番手、佐藤琢磨が11番手に付けている。