渋谷109(SHIBUYA109)が、館内の回遊性を高めるため、上層階を大幅に刷新する。フロアごとのコンセプトを明確化させ、特に7階と8階では中高生による活気を館内に生み出したい考えだ。
渋谷109に中高生を呼び戻すにはの画像を拡大 これまでの渋谷109ではフロアごとのイメージ付けを敢えて避けていたというが、近年の同館はターゲット層の拡大を図っており、世代や趣向ごとに買い回りしやすい導線を整えるため、各階の個性を強めた。
今回大きくリニューアルした7階と8階には、渋谷109で人気の「ハニーシナモン(Honey Cinnamon)」や「エブリン(evelyn)」といったガーリーの要素が強いブランドと共に、「ウィゴー(WEGO)」などの原宿を拠点とするショップを集積。また、プリントシール機の専門店を館内初導入(3月12日オープン)するなど、中高生から支持される売場を目指した。
従来の"109らしい人気店舗"は、4階と5階に集め、「ジェイダ(GYDA)」「リゼクシー(RESEXXY)」「アンビー(ENVYM)」が共に他フロアから移転。将来的には、上層階を利用していた中高生が、年齢を重ねると共に中層や下層フロアを買い回ることを期待する。