動物愛護センターに行政獣医として配属された牧田洋を主人公にした同作。様々な理由で捨てられた犬や猫の殺処分に従事し、苦悩するセンターの職員の様子や、新任の所長の働きかけによって罪のない動物たちの命を救おうと動き始めた彼らの葛藤と再生を描く。牧田役を加瀬亮、精神安定剤が手放せない同僚の獣医・幡枝亜紀役を戸田恵梨香、新任の所長・高野綾子役を田中裕子、悪夢に悩まされている作業班の志賀悟役を渋川清彦が演じる。
予告編では、無責任な飼い主の言動や動物たちを処分する仕事によって追い詰められる牧田たちの様子の加え、高野がセンターの現状を変えようと働きかける姿、牧田や幡枝が弱った動物を救おうと奮闘するシーンなどが確認できる。また山梨の実在する動物愛護センターで撮影されたポスターには、犬が入れられた檻の前に佇む牧田の姿が写し出されている。
