映画『ダーク・プレイス』が6月から東京・日比谷のTOHOシネマズみゆき座ほか全国で公開される。
『ゴーン・ガール』の原作者であるギリアン・フリンの小説『冥闇』をもとにした同作。8歳の時に起きた一家惨殺事件の生き残りである31歳のリビーが、有名事件の真相を語り合う「殺人クラブ」から招待状を受け取り、当時の自分の証言によって兄のベンが犯人となった事件の真相を探り始めるというあらすじだ。
善意の人々からの寄付金で生活してきたが、貯えが底を突いたために殺人クラブからの謝礼目当てで事件の真相を探る無気力な女性・リビーを演じるのは、シャーリーズ・セロン。殺人クラブの主宰者ライル役を、セロンと『マッドマックス 怒りのデス・ロード』で共演したニコラス・ホルト、一家惨殺事件の犯人として15歳の時に逮捕され、終身刑を宣告されたベンの恋人役をクロエ・グレース・モレッツが演じる。監督・脚本を担当したのは、ナチス占領下のフランスで起こったユダヤ人迫害事件の真相を現代のジャーナリストの視点から描いた『サラの鍵』のジル=パケ・ブランネール。