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オオスミタケシが「フェノメノン」デザイナーを退任

2016年03月09日 18:02  Fashionsnap.com

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PHENOMENON 2016年春夏コレクションのヴィジュアル Image by: PHENOMENON
オオスミタケシ氏が、「フェノメノン(PHENOMENON)」のデザイナーを退任することを明らかにした。これにより「フェノメノン」は、次回2016年秋冬コレクションの発表が未定となった。オオスミ氏は当面、現在手がけている「ミスター・ジェントルマン(MR.GENTLEMAN)」の活動に専念する。

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 オオスミ氏は、「スワッガー(SWAGGER)」を1999年から手がけた後、2004年に「フェノメノン」を始動。2010年からランウェイショー形式で発表するなどストリートだけではなくモード界からも注目を浴び、近年はヨーロッパを含め海外でも売上を伸ばしてきた。12年目を迎えた今年、ブランドを運営するソンジュ ディーアンドディー ジャパンと話し合いのもと、デザイナー契約の任期満了という形でブランドを去る。
 オオスミ氏は退任の理由について「会社側とファッション観やヴィジョンが異なった」と話している。ブランドの商標権は会社側が所有しており、2016-17年秋冬コレクション以降の展開は未定。同氏のラストシーズンとなる2016年春夏コレクションは現在店頭展開中で、3月18日からは南青山の「シティショップ(CITYSHOP)」に限定ストアを開設し、初日には「PHENOMENON LTD BLOC PARTY "FINAL" 2004-2016」の開催が予定されている。
 退任発表後初めての活動としては3月16日、「メルセデス・ベンツ ファッション・ウィーク東京」の公式スケジュールで「ミスター・ジェントルマン」2016年秋冬コレクションのランウェイショーを開催する。
■オオスミタケシが手掛けるラストコレクション PHENOMENON 2016年春夏コレクション
■PHENOMENON:公式サイト