旧ダブルウェアが破産、永山杏奈プロデュース「ダニー&アン」はECで継続

　旧ダブルウェア（WWARE / 現・株式会社 土）が、3月2日付けで東京地裁から破産開始決定を受けたと、東京商工リサーチが9日報じた。旧ダブルウェアでは、タレントや女優として活動した永山杏奈がプロデュースするファッションブランド「ダニーアンドアン（Danny&Anne）」を展開していたが、同ブランドの運営は現在、株式会社Angeに移管されている。

旧ダブルウェアが破産の画像を拡大

　旧ダブルウェアは、セールイベントおよびファションECモールを手がけていたストックスタイル株式会社から2012年9月に社名を変更。その後、「サボン（SABON）」の立ち上げを経てヘッドアクセサリーブランド「Ange Bloom」のプロデューサーとしても活動していた永山杏奈をクリエイティブディレクターに迎え、2013年春夏シーズンから「ダニーアンドアン」の展開をスタートさせた。ブランド立ち上げ当初は、デザイナーとして三浦大地も協力。一時は、ルミネ有楽町やプランタン銀座、ルミネ池袋、ルクア イーレなどに店舗を拡大させていたが、Angeに運営を移管した現在はすべての実店舗を閉鎖し、ブランド公式オンラインストアやゾゾタウン（ZOZOTOWN）といったECで販売を継続している。
【関連】クチュールドレスの新ラインがデビュー
【関連】2015-16年秋冬コレクション