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スーパーGT:エヴァ再起動。GT300に初号機カラーのAMG GT3投入

2016年03月09日 13:01  AUTOSPORT web

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Rn-SPORTSと組み、スーパーGT300クラスへ投入されるエヴァRT初号機 Rn-s AMG GT
ラナ エンタテインメント株式会社は9日、2016年の『エヴァンゲリオンレーシング』の活動体制を発表。Rn-SPORTSとタッグを組み、3年ぶりにスーパーGT300クラスへ復帰するほか、二輪での活動も継続。鈴鹿8時間耐久ロードレース、全日本ロードレース選手権に参戦することを明らかにした。

 エヴァンゲリオンレーシングは、昨年テレビ放送開始20周年を迎えた世界的人気アニメーション『新世紀エヴァンゲリオン』とのコラボレーションにより、2010年にスーパーGTへ参戦。エヴァンゲリオン初号機のカラーを模したマシンでサーキット内外に大きな話題をもたらした。

 エヴァンゲリオンレーシングは2010年から4年間に渡りGT300へ参戦したが、13年シリーズ終了後に『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』のプロモーション活動に区切りがついたとして、スーパーGTでのレース活動を休止。以降は、活動の場を鈴鹿8耐のみに絞っていた。

 そんなエヴァンゲリオンレーシングが復帰を望むファンの声にも後押しされ、3年ぶりに再起動。再び初号機カラーのマシンがサーキットを駆け抜けることとなった。これまでaprやカーズ東海ドリーム28、DIRECTION RACINGといったチームとタッグを組んできたエヴァンゲリオンレーシングだが、今年は新たにRn-SPORTSとコラボ。メルセデスの新型FIA-GT3マシン、メルセデスAMG GT3を初号機カラーに彩った『エヴァRT初号機 Rn-s AMG GT』として参戦する。ドライバーを務めるのはスーパーGT参戦10年目を迎える植田正幸、今年でGT参戦3年目を迎える鶴田和弥のふたりだ。


 二輪レースでは、2010年からタッグを組んでいるTRICK☆STAR RACINGとのコラボを継続。カワサキZX-10Rの最新モデルで『エヴァRT初号機TRICK STAR』として、鈴鹿8耐と全日本ロードの第2戦鈴鹿、最終戦鈴鹿にスポット参戦する。鈴鹿8耐と全日本ロード第2戦には出口修と井筒仁康のコンビで、最終戦には出口が挑む。

 また、チームに華を添える『エヴァンゲリオンレーシングRQ 2016』のメンバーも発表された。昨年もエヴァRQとして活躍した引地裕美さんが綾波レイ役、野呂陽菜さんがアスカ役を務めるほか、新加入の神尾美月さんがマリ役、星島沙也加さんがシンジ役、丸山帆成美さんがカヲル役を担当する。

 加えて、今年度も個人スポンサー『EVA RACING SUPPORTERS 2016』を募集。本日より、スーパーGT版の個人スポンサー募集がクラウドファンディングサイトのMakuake(http://www.makuake.com/project/evangelionracing/)でスタートしている。1000円から20万円まで、幅広いコースが用意されているほか、支援額に応じてさまざまな特典が用意されている。なかには数が限られているコースもあるので、気になる方は早めにチェックしてみよう。