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フリマアプリでの海外ブランド品売買を活性化へ 「フリル」が独自バイヤー制度を導入

2016年03月09日 09:02  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

FRILプレミアムバイヤー制度の特設サイトより
ファッション特化型のフリマアプリ「フリル(FRIL)」が、海外ブランドアイテムの取り扱いに関して独自のバイヤー制度を開始した。一定の基準を満たした個人を対象に、安心・安全なバイヤーであることを認定するもの。フリマアプリはネット上の個人間取引(CtoC)のため、偽造品等を懸念するユーザーも多いが、同制度を設けることでCtoCにおける海外ブランド品市場の活性化を狙う。

「フリル」が独自バイヤー制度の画像を拡大

 8日にスタートした「FRILプレミアムバイヤー制度」は、同バイヤーから商品を購入した際、万が一偽造品が含まれていた場合に商品代金をフリルが保証するほか、返品にも対応。今回認定されたバイヤーは、日本をはじめ米国やアフリカに住む10名で、4月30日24時までに入金が確認された取引を対象にしている。
 フリルではブランド別売上トップ10の過半数を海外ブランドが占めており、ユーザー1075人を対象に実施した調査では9割が「今海外ブランドが欲しい」と回答。だが直営店以外で新品の海外ブランド品を購入するときに9割以上が偽造品であることを懸念しており、特にネット通販では不安視されていることから、今回のような仕組み作りに至ったという。
■FRILプレミアムバイヤー制度:特設サイト