スーツや蝶ネクタイでビシッとキメた男性たち。よく見ると彼らの口元付近にたくわえられたヒゲ、本物じゃないっ。泡で出来てるーっ!
本日みなさまにご紹介するのは、米NYのアーティスト、Mindo Cikanaviciusさんが手がけたポートレイト作品『Bubbleissimo』。表現したのは、 “男らしくあろうとすることに強迫観念を抱く男性” の姿です。
【なぜ「泡」なのか】
男らしさの象徴でもあるヒゲを、すぐに姿を消してしまう儚い存在 “泡” で表現。
【キメ顔にジワジワきます】
男らしいという概念がいかに脆いものか。さらには、トレンドというものがいかに一過性のものでありうるか、ということも同時に皮肉っている『Bubbleissimo』は、どこかコミカルで、じっと見ていると次第に笑いがこみあげてきちゃう。
キメキメスタイルのせいなのか、はたまた彼らが見せるドヤ顔のせいなのか。とにもかくにも、ジワジワくること必須なのであります。
【ヒゲのバリエーションにもご注目】
その一方で、ヒゲの種類の多さにも驚かされる同作。
立派なあごヒゲに、長い口ヒゲ。さらにはモミアゲ&口ヒゲ&あごヒゲのトリプルコンポをキメた男性までおりまして、めちゃくちゃバリエーション豊富っ。
【再現するの、大変だと思うのよ】
これを泡で再現し、しかも写真に収めるという作業がどれほど大変だったのか。それを想像するとちょっぴり、ため息が出ちゃうわ……。全作品は参照サイトより見ることができますので、気になった方はさっそくチェックしてみてくださいね。
参照元:Mindo Cikanavicius、Behance
執筆=田端あんじ (c)Pouch