スーパーGTをプロモートするGTアソシエイションは8日、3月19日~20日に岡山国際サーキットで開催する公式テストのエントリーリストを更新した。GT300クラスの参加チーム、参加ドライバーに変更が加えられている。
この公式テストは岡山でのシーズン開幕戦に向けて重要な位置づけとなるテストで、岡山国際サーキットのファン感謝デーも兼ねていることから、一般の観覧も可能。例年、オープンピット(ピットレーンの開放)なども行われ、開幕を待ちきれないファンが多く訪れる。今月3日にはGT500クラスとGT300クラス合わせて43台が名を連ねるエントリーリストが発表されていた。
今回更新されたエントリーリストではGT500クラスの参加台数に変更はなく15台が名を連ねているる一方、GT300クラスは3日のエントリーリストから26号車『Team TAISAN SARD』の名が消え、27台の参加となったほか、TBN(後日発表)とされていた参加ドライバーの名も発表されている。
まず、3日のエントリーリスト発表後に参戦体制を明かしたExcellence Porscheは、レギュラードライバーの山野直也とヨルグ・ベルグマイスターがステアリングを握る。また、TEAM MACHの5号車には玉中哲二のパートナーとして山下潤一郎が登録されている。TEAM UPGARAGE with BANDOHの18号車は昨年もチームから参戦した中山友貴のみのエントリーとなっているほか、DIJON Racingの48号車には第3ドライバーとして池上真が登録されている。
今季、ランボルギーニを投入するチームのドライバーも明らかとなっている。先日、富士スピードウェイでシェイクダウンを行ったディレクション・レーシングは南アフリカ出身のエイドリアン・ザウグと横溝直輝の2名に加え、19日には峰尾恭輔が、20日にはケイ・コッツォリーノが登録された。ザウグはイタリアのスカドラ・コルセのテストドライバーで、14年にはスーパーGTのテストにJLOCから参加した経験もあるドライバーだ。JLOCは87号車に細川慎弥、佐藤公哉、山西康司の3名、88号車には織戸学、平峰一貴、青木孝行の3名が登録されている。細川をのぞく5名は昨年もJLOCからスーパーGTに参戦。細川は昨シーズンなかばで参戦を中止した86号車アウディをドライブしていた。