ドラマ『くたばれ“坊っちゃん”』が、6月22日にNHK BSプレミアムで放送される。
NHK松山放送局の開局75周年を記念する同作は、夏目漱石の小説『坊っちゃん』の登場人物である赤シャツの孫・矢崎純平を主人公に据え、『坊っちゃん』のその後を描くオリジナルストーリー。10年ぶりに生まれ故郷の松山に戻ってきた純平が、かつての「坊っちゃん」を思わせる横暴な老人に出会い、やがて町おこしを巡る騒動に巻き込まれていく、というあらすじだ。
幼い頃から坊っちゃんに成敗された赤シャツの孫として白い目で見られていたことから、故郷を恨んでいる純平役を演じるのは勝地涼。謎の老人役に山崎努、現代のマドンナ役に瀧本美織がキャスティングされている。脚本を手掛けるのは、ドラマ『若者たち2014』『怪盗 山猫』や映画『テルマエ・ロマエ』などの武藤将吾。撮影は4月に松山市ほか愛媛県内で行なわれる予定だ。