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ル・ボーセモータースポーツが今季体制発表。S耐にFIA-F4出身の若手を起用

2016年03月07日 19:31  AUTOSPORT web

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今季のスーパ耐久とFIA-F4選手権にル・ボーセモータースポーツから参戦するドライバーと監督
ル・ボーセモータースポーツは7日、2016年のモータースポーツ参戦体制を発表した。昨年から挑戦を開始したスーパー耐久シリーズに引き続きレクサスRC350でST3クラスへ参戦するほか、FIA-F4選手権への参戦も継続する。

 これまでジュニアフォーミュラから国内トップフォーミュラまで、フォーミュラカーレースの分野に参戦し、若手ドライバーの発掘・育成にも力を注いできたル・ボーセモータースポーツ。今後、若手育成のためにはフォーミュラだけでなくツーリングカーの経験も重要と判断し、昨シーズンから活動の場をスーパーフォーミュラからスーパー耐久へと移していた。

 先日発表されたスーパー耐久のエントリーリストに記載されていた通り、チームは引き続きST3クラスへRC350を投入。ドライバーラインアップは嵯峨宏紀と中山雄一、山下健太の3名を継続起用するとともに、今回、若手育成の新たな試みとして2015年のFIA-F4でシリーズランキング5位を獲得した19歳の平木湧也を起用すると発表した。平木湧也にとっては今回がツーリングカーレース初挑戦となるため、その走りに期待がかかる。

 平木湧也は「トップカテゴリーでの実績があり、経験豊富な先輩ドライバーの3人と、同じ環境で走ることができるので、ドライビングテクニックに限らず、マシンの開発やセッティング、身体のコンディショニングやレースへの取り組みや姿勢にいたるまで、さまざまなことを貪欲に吸収したいと思います」と意気込みを語っている。


 昨シーズン、チームでRC350をドライブした嵯峨は「2015年はデビューレースで優勝することができ、最高の結果でシーズンスタートを迎えることができました。しかしながら優勝できたのはそのレースだけとなってしまい良かったような悪かったような複雑な気持ちの1年でした」と振り返った。

「そういった意味ではもちろん今年の目標として開幕戦から優勝を狙っていきたいですし、その後連勝してチャンピオンを獲得するのが最大の目標です」

 また、ル・ボーセは昨年から参戦を開始したFIA-F4での活動を拡大。今季はドライバーとして平木湧也に加え、昨年のスーパーFJもてぎにル・ボーセから参戦しシリーズチャンピオンとなった川合孝汰、スーパーFJ鈴鹿の15年王者である平木玲次の3名を起用。3台体制で挑むことを明らかにした。フォーミュラカーだけでなく、ツーリングカーでの育成体制も拡充したル・ボーセモータースポーツ。今シーズンの活躍にも注目したいところだ。

Le Beausset Motorsports 2016年参戦体制
スーパー耐久シリーズ
カーナンバー:62
チーム監督:坪松唯夫
ドライバー:嵯峨宏紀 Age 32
      中山雄一 Age 24
      山下健太 Age 20
      平木湧也 Age 19
マシン:LEXUS RC350
車名:DENSO Le Beausset RC350

FIA-F4選手権
ドライバー:川合孝汰 Age 21
      平木玲次 Age 18
      平木湧也 Age 19
車名:DENSO Le Beausset F110