マクラーレンのフェルナンド・アロンソは、今年ホンダのパワーユニットの信頼性が向上したことに満足しており、いずれチャンピオンになれるという確信は揺らいでいないと語った。
マクラーレン・ホンダMP4-31は昨年型より高い信頼性を示しており、4日間で710周を走り切った。タイムに関しては第2回目テストでジェンソン・バトンは13位、アロンソは14位だった。
「去年は(パワーユニットに)ふたつ大きな問題を抱えていた。パフォーマンスと信頼性だ。少なくとも信頼性に関しては満足している」とアロンソが述べたとF1iが伝えた。
「去年は1シーズンで11か12基ぐらい(パワー)ユニットを使ったということを忘れてはならない。受け入れがたい事態だ。それでパワーユニットを少しリデザインしなければならなかった。でも2週間のテストから得た答えはとてもポジティブだった」
アロンソはマクラーレン・ホンダMP4-31のパフォーマンスに関してはまだ判断できないとして詳しい評価を保留している。
BBCによるとアロンソはスペインのラジオのインタビューでメルセデスのパワーユニットとの差について聞かれ「僕らの方がパワーで劣るだろうことは確かだ。30から80bhpぐらいかな。でも200ほどの差はない」と答えたということだ。
アロンソはメルセデスを倒せるのはマクラーレンだけであると今も確信しているという。もう一度チャンピオンになることができると思うかと聞かれ、「もちろん(なれると)思っている」とアロンソ。
「僕は勝つために参戦している。可能性がないなら走らない」
「表彰台に手が届かないとは思っていない。シーズン序盤に達成しなかったら驚くよ。最初の序盤は全体的な状況が不安定だろうから」