2016年03月04日 13:41 リアルサウンド
女優の西内まりやが、2016年秋公開の映画『CUTIE HONEY -TEARS-』でキューティーハニーを演じることが決定した。
参考:山本舞香が語る、初主演映画での苦労と成長「いまも自分の姿を見られるのは恥ずかしい」
1973年より週刊少年チャンピオンにて連載、テレビ朝日系列でアニメが放送された、永井豪原作の『キューティーハニー』。これまで幾度となくアニメ化・映像化されてきたが、このたび西内まりや主演で『CUTIE HONEY -TEARS-』が製作された。世界各地で異常気象や未知のウィルスが蔓延し、人口が激減する近未来を舞台に、ある博士の希望から生まれた、人間の感情を持つアンドロイド・キューティーハニーの活躍を描く。
メガホンを取ったのは、the brilliant green「冷たい花」のミュージックビデオや、TVアニメ『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』のオープニング映像を手がけたA.T.(Asai Takeshi)。『わたしのハワイの歩き方』『リトル・フォレスト』の樋口良が、VFXディレクターを務める。
西内まりやが映画の主演を務めるのは、今回が初めて。抜群の運動神経を誇る西内は、そのポテンシャルをフルに活かし、初のアクションシーンにも挑戦している。撮影は昨年中にクランクアップしており、公開は秋を予定している。今回の発表にあわせて、主演の西内、原作者の永井、プロデューサーからコメントが届いている。
■主演:西内まりや コメント
今回キューティーハニーという作品に携われた事、そして映画初主演させて頂いた事、本当に嬉しく思います。
皆様が愛するハニー像を、今回の映画ではいい意味で裏切りたいです。新しいハニーが生まれたと感じています。
今回ほとんどが CGで作られる壮大な世界観。撮影ではプロデューサーさんや監督と密に話し合いながら風景を想像し、丁寧に演じるよう心がけました。アクションでは回し蹴りやワイヤーを使ったアクション。アザを作りながらも、撮影に挑み、迫力のある映像になっていると思います! スタッフさん一人一人の渾身の技術と想いが詰まった作品です!! 楽しみにしていて下さい!!
■原作者:永井豪 コメント
少女のままの姿で永遠に美しく、母のように慈愛に満ちて優しく、剣闘士の如く勇猛果敢で強く、ときにはピンチに陥った正義の男たちを助けてくれるヒロイン。
そんな“男の夢”を具現化したのが、私の創作した『キューティーハニー』だ。
少年マンガ週刊誌とTVアニメ番組とで、同時スタートした私のヒロインは、何度も、アニメに、マンガに、映画になって活躍し続けてきた。
今回、西内まりやさんという当代きっての美人女優を得て、新生ハニーの映画が製作され、最新の映像技術が、ハニーの活躍の場を“空想の未来”にしてくれた。まさに、永遠の美少女にふさわしい舞台じゃないか! 原作者として、とても嬉しい。
ハニーちゃんがどんな活躍をするのか、楽しみだ!
■プロデューサー:小池賢太郎 コメント
今の時代には、こんなヒーローがふさわしいと思いました。
そして、この企画が実現できたのは、本作の主役、西内まりやさんの存在です。
彼女は、男性にも女性にも絶大な人気があり、その美貌は、言うまでもありませんが、 音楽、フアッション、スポーツとあらゆるジャンルに才能があります。
原作のヒーロー像そのものでは?(笑)と思ったほどです。
ですがなによりも、本人のアーチストとしてのキャラクターそのものが、原作の主人公と同じで、人を幸せにする力になっていると感じました。
人を幸せにすることが出来る西内まりやさん演じる現代のヒーロー「キューティーハニー」。
キュートなだけではない何かを感じて頂けたら幸いです。
是非、期待して頂きたいと思います。
(リアルサウンド編集部)