スーパーGT500クラスに参戦するEpson NAKAJIMA RACINGは4日、長年チームをサポートするエプソンとコラボレーションして開催している『エプソン・ナカジマレーシング カラーリングコンテスト』の最優秀賞を発表した。
2008年にスタートし、今回で9回目の開催となる『エプソン・ナカジマレーシング カラーリングコンテスト』は毎年エプソンとチームがシーズンオフに開催しているもの。最優秀賞に選ばれたカラーリングデザインが実際のスーパーGTマシンに施される。すでに多くのファンに定着しており、例年モータースポーツファンをはじめ、子どもたちからも多くの応募が集まっているコンテストだ。また、今年はチームウェアのデザインを募集する部門も新設されている。
数多くの応募の中から、中嶋悟総監督やドライバーの中嶋大祐らによって審査された結果、今季のマシンカラーリング最優秀賞には愛知県の杉山晃一さんの作品が選出された。杉山さんの作品は、昨年マシンに施されたホワイトを基調としたカラーリングをベースに、フロントからリヤにかけて青や水色のラインがあしらわれ、よりスピード感が感じられるデザインとなっている。
中嶋総監督は「年々、手の込んだ作品が増え、難しい選考になっている感じがいたしますが、みなさまのたくさんの熱い思いを直に感じることができ、非常に嬉しく思っています」と、コンテストを総評した。
「昨年のデザインも評判がよく、我々としても愛着のあるデザインとなりましたが、今年はさらにパワーアップを感じるようなデザインでいこうと、選考をさせていただきました」
杉山さんの作品を最優秀賞に選出した理由について、中嶋総監督は「チームのイメージとも相通じる意味で、シンプルな中にもこだわりとキレを感じるこの作品を選ばせていただきました」と説明している。
「主なカラーとなる白と青のバランスが絶妙で、すっきりさわやかなイメージに斬新的なチェッカー柄を味付けすることで、面白みのある格好いいデザインが生まれたと思います」
また、今年から新設されたウェア部門の最優秀賞には、「誰が着ても似合うデザインだと確信し、選ばせていただきました。スマートなラインで構成されていることで、すっきりした雰囲気なのも気に入りました(中嶋総監督)」として、東京都の筒井萌加さんの作品が最優秀賞に選出された。
今季、Epson NAKAJIMA RACINGはコンビ結成3年となる大祐/ベルトラン・バゲットといった布陣でシーズンへ挑む。昨年は決勝で不運に見舞われることが多かったが、予選では確実に速さをみせており、中嶋総監督も「みなさんの思いをしっかりと胸に、表彰台を目指して頑張りたいと思います」と意気込みを語っている。
そのほかの優秀賞作品やキッズ部門の優秀作品はEpson NAKAJIMA RACINGホームページ(http://www.epson.jp/sponsor/nakajima/)でチェックできる。