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「フェラーリはメルセデスにかなり近づいている」とベッテル:F1第2回バルセロナ合同テスト2日目

2016年03月03日 11:11  AUTOSPORT web

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第2回バルセロナ合同テスト セバスチャン・ベッテル(フェラーリSF16-H)&ニコ・ロズベルグ(メルセデスW07)
スペイン バルセロナでの2016年第2回F1プレシーズンテストが2日目を迎え、セバスチャン・ベッテルがフェラーリSF16-Hのテストを行った。

 2日の天候は曇り・晴れでドライコンディション。フェラーリは午前にはミディアムタイヤを使用してセットアップ作業を中心に行い、午後にはさまざまな燃料量での走行を行った。ベッテルは151周を走行、ミディアムタイヤで記録した1分24秒611で12人中4番手となった。

「本当ならもっと走りたかったけれど、ここまでの作業には満足している」とベッテル。
「(前日に)キミ(・ライコネン)に起きた(ギヤボックス)トラブルについては心配していない。もちろんこういうことが起きてほしくはないけれど、テスト中に起こる分には問題ないよ。数週間後に起こる方が困る。だから大きな問題じゃない」

「今はテストをしているのであり、いろいろなことを確認しチェックするには時間がかかる。残り2日、まだ時間はあるから、それをうまく活用していきたい。あらゆることを試すために努力していく」

「会長は、フェラーリが(開幕戦)オーストラリアでフロントウにつくことを期待していると、何度か言っている。少なくとも彼の考えは一貫しているということだ。やれることすべてをやり、努力していく」

 ベッテルは昨年型と比べて今年型は大きく改善したと考えている。
「正しい方向に一歩進んだと思う。かなりよくなったと判断している」とベッテルはFormula1.comのインタビューにおいて語った。

「メルセデスがトップにいるのは明らかだ。彼らが首位に立っても誰も驚かないだろう。でも僕らは大きく進歩しているから、彼らにかなり近づいていると思う。戦うのに十分な位置かどうかはまだ分からない。十分でなかったら、できるだけ早くギャップを縮めていくつもりだよ」