連続ドラマ『トットてれび』が、4月30日からNHK総合で放送される。
同番組は、テレビ放送が始まった1953年にNHK専属女優としてキャリアをスタートさせた黒柳徹子による自伝的エッセイ『トットひとり』『トットチャンネル』が原作。『夢であいましょう』などのテレビ草創期の番組や、『徹子の部屋』『ザ・ベストテン』のエピソードなどを振り返り、森繁久彌、渥美清、坂本九、向田邦子らとの交流や友情を描く。
各回のラストは、かつてのヒットソングを現代風にアレンジしたミュージカル仕立ての演出。さらに黒柳の「玉ねぎヘア」誕生の瞬間や、ニューヨークでの留学生活も描かれる。
主人公の黒柳役を演じるのは満島ひかり。渥美清役を中村獅童、向田邦子役をミムラ、伊集院ディレクター役を濱田岳、森繁久彌役を吉田鋼太郎が演じるほか、安田成美、大森南朋、武田鉄矢、吉田栄作、岸本加世子がキャストに名を連ねている。ナレーションはパンダの姿を借りて、小泉今日子が担当。黒柳自身も未来から現れた「百歳の徹子」役で劇中に登場する。
音楽を担当するのは大友良英、Sachiko M。脚本は『花子とアン』『ハケンの品格』などの中園ミホ、演出は『あまちゃん』の井上剛らが手掛ける。