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ホンダ「開幕戦に向け満足いく作業ができた」

2016年03月03日 07:21  AUTOSPORT web

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ジェンソン・バトン(マクラーレン・ホンダMP4-31)
スペイン バルセロナでの2016年第2回F1プレシーズンテストが2日目を迎え、ジェンソン・バトンがマクラーレン・ホンダMP4-31のテストに臨んだ。

 2日の天候は曇り・晴れでドライコンディション。バトンは前日のフェルナンド・アロンソの作業を引き継ぎ、エンジンモード、バランス、セットアップのテストに取り組むとともに、前夜マシンに装着した多数の新しい空力コンポーネントの評価を行った。

 午前のセッション終了直前にサスペンションに関する小さなトラブルが発生したが、ランチタイムの間に問題の特定、修復が行われ、バトンは14時にコースに復帰。午後には長めのランに焦点を移している。この日、マクラーレンにとって1日の周回数としては今年最多の121周を走行、ソフトタイヤで1分25秒183を記録し、バトンは12人中5番手となった。

 ホンダF1プロジェクトの長谷川祐介総責任者は、この日の作業は順調だったと振り返った。

「今日の走行では、開幕戦オーストラリアに向けてジェンソンのマシンのセットアップを行うことと、予定していたプログラムの残りを終えることに重点を置きました。こういったシミュレーション作業の間、パワーユニットサイドはレースのために多数のエンジンモードをセットアップし仕上げるため、懸命に作業に取り組みました。今日のデータセッティングの結果にはとても満足しています」

「明日以降はレースディスタンス走行を試して、集めたデータをさらに分析したいと思っています」

 翌3日はアロンソがプレシーズンテスト最後の走行を行う。