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アレジJrがフェラーリの傘下に。開発ドライバーはハースF1兼任

2016年03月02日 19:21  AUTOSPORT web

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FDAの新しいロゴ
フェラーリの若手ドライバー育成プログラム、FDA(フェラーリ・ドライバー・アカデミー)にジャン・アレジの息子、ジュリアーノ・アレジとモナコ出身の18歳、シャルル・ルクレールのふたりが新メンバーとして加わることになった。

 現在16歳のジュリアーノは、1991年から95年までフェラーリのF1ドライバーを務めたジャン・アレジと後藤久美子さんの息子で、昨シーズンから本格的にレースデビュー。フランスF4を戦ったアレジはドライバーズランキングで4位につけ、今シーズンはGP3シリーズに参戦することが決まっている。

 一方、昨年のヨーロッパF3選手権で新人ながら4勝を収めランキング4位と注目を集めたルクレールも、今シーズンからGP3シリーズでライバルになるアレジと共にFDAに加入。さらに彼は、スクーデリア・フェラーリの開発ドライバーの役割も担うほか、今年からF1に新規参戦するハースF1チームでも同様のポジションに就き、何戦かで金曜フリー走行に出走するとみられている。

 イタリア人ドライバーのアントニオ・フォコも引き続きスクーデリアの開発ドライバーを継続。中国人ドライバーのグアン・ユー・シューはヨーロッパF3選手権にステップアップする。

 FDAは今シーズンからルカ・バルディセッリに代わってマッシモ・リボラが指揮、昨年までメンバーに名を連ねていたラファエル・マルチェッロとウイリアムズの開発プログラムに移籍したランス・ストロールは離脱している。