写真これまでISUTAでは動物をモチーフにしたさまざまなアート作品を紹介してきましたが、イギリスのアーティスト、
Kendra Haste（ケンドラ・ヘイスト）さんが製作しているオブジェは、リアリズムを追及したディテールで見る人を驚かせます。
材料は意外なモノ？
ライオンやイノシシ、サルやキリンなど、作品はどれも動物の息遣いが聞こえてきそうなほどリアルですが、そんな躍動感溢れる造形とは裏腹に、色だけは無機質なグレーのワントーン。
その材料の正体は、なんと
金網。
細い金網を成形していく作業は、きっと気が遠くなるほどの時間がかかることでしょう。
しかし大変な分、筋肉の微妙な凹凸感や毛並みの一本一本まで、かなり繊細に表現していることが分かります。
気になる製造工程は？
作品はどれも動物の実物大サイズと変わらない、かなりの大作。
その製作風景が動画で公開されています。
https://youtu.be/2ZKo3s2TPQ0
隆起する筋肉は、金網を何枚も重ねて作りあげていることがいることが分かります。
また、毛並みは金網の目をはさみで細かく切って表現しているようです。
繊細な作業から、こんなにダイナミックな動物たちの姿が完成するとは、まさに驚き。
作品は彼女のホームページで発表されているので、気になる人はチェックしてみてはいかがでしょうか。
Kendra Haste
http://www.kendrahaste.co.uk/
・アート（まとめ）
・動物（まとめ）
|
０７６