スペイン バルセロナでの2016年プレシーズンテスト2回目がスタート、ハースF1チームのエステバン・グティエレスがVF-16・フェラーリのテストを担当した。
1日の天候は晴れでドライコンディション。しかしハースは午前のセッションからトラブルへの対処に追われ、この日のうちに問題を解決できないまま、わずか23周で走行を切り上げた。燃料システムの問題が発生したとチームは明かしている。グティエレスは1分26秒661のタイムをミディアムタイヤで記録、12人中11位となった。
「理想的な一日だったとはいえない。いくつかテクニカルトラブルが出て、その原因を今も調査しているところなんだ」とグティエレス。
「今日はたくさん走ってセットアップの作業をする予定だったんだけどね。トラブルの解決にあたり、残り3日でプログラムを完了することを目指していく」
「このトラブルが起きたのは初めてだったので、対応するのに時間が必要だ」とチームプリンシパルのギュンター・シュタイナー。
「今、解決に当たっている。夜を徹して作業する。明日には走行を再開できることを期待している」
今季F1デビューを果たすハースF1は、第1回目のテストではマクラーレンとマノーを超える281周を走り切り、「予想していたよりトラブルが少ない」とシュタイナーが発言していた。