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レッドブル、ブレーキトラブルで出火:F1第2回バルセロナ合同テスト1日目

2016年03月02日 12:11  AUTOSPORT web

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第2回バルセロナ合同テスト ダニール・クビアト(レッドブルRB12)
スペイン バルセロナでの2016年プレシーズンテスト2回目がスタート、初日にダニール・クビアトがレッドブルRB12で走行を行った。

 1日の天候は晴れでドライコンディション。レッドブルは午前中にブレーキトラブルに見舞われ、クビアトは右リヤホイールから煙を出しながらピットに戻ってきた。小さな出火が起きたため、チームが消火器を使う事態となっている。
 原因究明とマシン修理のため走行時間を大量に失ったものの、午後のセッション半ばにコースに復帰、クビアトは合計69周の中で1分25秒049のタイムをソフトタイヤでマーク、12人中5位となった。

 ブレーキトラブル自体は深刻なものではなく、簡単に修理できる類のものだったが、出火したことでマシンにダメージがあり、リヤ部分の大半を交換したとチームは説明している。

「ブレーキダクトに小さな問題が起きて、それを理解し、解決するのに少し時間がかかった」とクビアト。
「でもチームの皆が頑張ってくれたおかげで、その後は何の問題も発生しなかった」

 その日行った対策は一時的なものではなく完全に問題は解決できたとして「今後同じ問題は起こらないはずだ」とクビアトは述べている。

「午後は忙しかった。それはいいことだ。本当ならもっと周回を重ねたかったけれど、(自分の担当日は)あと1日残っているから、できるだけたくさんの作業に取り組みたい」

 翌2日はダニエル・リカルドが走行、3日にクビアトは再びステアンリングを握る。