2016年03月01日 19:21 おたくま経済新聞
八王子のソウルフードでありC級グルメと呼ばれる『パンカツ』ってご存じですか? パンカツとは食パンにパン粉をつけて揚げたもの。戦後、食料難だった時代に豚カツの代用として産まれたんだそうです。
豊かな時代になって消えつつあるメニューでしたが、数年前から洋品店店主で日本パンカツ協会会長の加藤一詞さんが様々なイベントでパンカツをPRしたことで再注目されるようになり、『あさイチ』(NHK)他いくつかのテレビ番組でも度々取り上げられています。
今回はそんな日本パンカツ協会の推奨しているレシピに沿ってつくってみましたよ!
まず、半分に切っておいたパンを小麦粉1:水6に溶いたものに浸してからパン粉をつけていきます。熱したフライパンにたっぷりラードを溶かし、200度にしたらきつね色になるまで焼き上げます。最後にウスターソースをかけて少し焼き上げたらできあがりです。
お味は一瞬豚カツかと思うくらい美味しいです! サクサクほくほく、ソースが香ばしくてラード由来の豚の味が染み込んでて、給料日前なんかのひもじいときには大助かりのメニューなんじゃないでしょうか。おやつに食べる人もいるくらいですが、夕食のメインにしちゃってもいいくらいです。正直、パンだと言わずに食卓に出してもわかんない人はわかんないでしょうね。
にしてもB級グルメよりも簡単で安価なのでC級グルメを自称しているそうですが、ブームきちゃう?ってくらい美味しいレベルなんでぜひぜひつくってみてください。今度はチーズパンカツにしてみてもいいな、なんて食いしん坊ソウルが疼く筆者でした。
▼参考
クックパッド(日本パンカツ協会推奨レシピ)