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脳出血から復帰の塩見三省に直撃「待っていてください」

2016年03月01日 18:11  週刊女性PRIME

週刊女性PRIME

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実に2年ぶりのテレビ出演である。塩見三省が2月26日に放送された『あさイチ』(NHK)に生出演し、'14年3月に脳出血で倒れ入院を余儀なくされたことを自らの口で語った。 「ボクを2年間支えてくれた人、寄り添ってくれた人、そういう人たちのおかげでここにいられることに感謝です」 マヒが残っているのか、ときおり左手をさするような仕草を見せていたが、病状は回復に向かっているようだ。 『週刊女性』が彼の異変に気づき、『あまちゃん俳優が仕事を断り続けて激ヤセ闘病&深刻リハビリの日々…』というタイトルで報じたのは昨年3月のこと。 「近くの川沿いの公園を散歩している姿をお見かけしましたが、杖をついて足を引きずるようにしてつらそうに歩いています。顔も激ヤセして、はじめは塩見さんだとわからなかったくらいでした」 そんな近所の住民の話から彼が完治しにくい重病を患っているのではと思われた。 そのころに1年ぶりに更新されたブログではこう報告。 《もうすぐ桜の季節です。1年前の今頃、体調を崩して入院し、病院と自宅でリハビリの毎日を送っていました》 療養中であることは明かしたが、病名については明言を避けていた。 同年9月に記者が再び塩見のもとを訪ねると、前回と同じように自宅近くの河川敷で懸命にリハビリをしている本人を発見。 苦しい表情をしながらも、奥さんに支えてもらいながら一歩一歩、地面を踏みしめるようにゆっくり歩くこと1時間あまり。近所の住民の話ではリハビリのウォーキングは週に2、3回、休むことなく続けているという。 自宅マンションに戻ろうとする塩見に声をかけた。 「やめてください」 奥さんにそう拒否されてしまった。 「またテレビや映画で、塩見さんのことを見られる日が来ますよね?」 記者がそう語りかけると、奥さんを遮って、ありったけの力をこめて声を振り絞りながら、こう答えてくれたのだった。 「頑張ります。待っていてください」 今回、本人の口から初めて病名と、後遺症のため現在も必死のリハビリが続いていることが明らかになった。 ドラマ出演も2年ぶり。2月27日にスタートした『恋の三陸 列車コンで行こう』(NHK)で塩見は、もう1度漁に出るためリハビリに励む元漁師の役を演じている。本人はこうも話していた。 「演じるというより自分の再生していく姿を見せることが被災地のみなさんの再生に重ね合わせられればと思った」