マクラーレン・ホンダは第1回バルセロナ合同テスト終了後、“撮影用走行日”を設け、順調に走行ができたと伝えられている。
今年のプレシーズンテスト1回目、マクラーレン・ホンダは出だしは比較的順調に距離を稼いでいたものの、後半2日間にわたりトラブルが発生、3日目は51周、最終日はタイムを記録できずにテストを終える結果となった。このため4日合計の周回数は257周と、11チーム中10番目に相当する距離しか走りこむことができなかった。
しかしマクラーレンは合同テスト終了後に撮影日としてMP4-31の走行を行った。
各チームはプロモーション目的の撮影日として現行マシンを走らせることが1年に2日間許されている。しかし専用のタイヤを装着しなければならず、走行距離も1日100kmに制限される。
スペインのMarcaとASは、以前からマクラーレンは2回の合同テストの合間の金曜と土曜に走行を行うことを決めていたとして、最後のテストに向けて多少は遅れを取り戻す機会になったと報じている。
F1iによると、テスト4日目に発生した冷却液漏れのトラブルはその日の夜に修復、26日の朝9時から走行を開始できる状態だったという。ジェンソン・バトンとフェルナンド・アロンソがドライブ、チーム関係者によると「1日を通して何の問題もなく走行」したということだ。
第2回プレシーズンテストは3月1日から4日間にわたり行われ、これが開幕前の最後の合同テストになる。