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現代における表現行為を問う『MOTアニュアル2016』に国内外10作家

2016年02月26日 20:30  CINRA.NET

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遠藤麻衣+増本泰斗『へんなうごきサイファー』(仮)のための習作2016年(参考図版)
若手作家によるグループ展『MOTアニュアル2016 キセイノセイキ』が、3月5日から東京・清澄白河の東京都現代美術館で開催される。

『MOTアニュアル』は、東京都現代美術館が1999年から継続的に開催しているグループ展。14回目となる今回は、芸術表現の環境の向上を目指して実験的な取り組みを展開するアーティストたちの組織であるARTISTS' GUILDとの協働企画となる。同展では国内外の作家によって制作された、現在の社会状況と向き合う手掛かりとなる作品やパフォーマンスを通して、「今、この時代に表現することとは何か」を問い、異なる視点による複数の解釈が交錯する場を生み出すという。

現在までに明らかになっている参加作家は、遠藤麻衣+増本泰斗、小泉明郎、齋藤はぢめ、アルトゥル・ジミェフスキ、高田冬彦、橋本聡、藤井光、古屋誠一、ダン・ペルジョヴスキ、横田徹の10組。会期中はライブパフォーマンスやトークイベントが行なわれるほか、4月には同展のカタログが刊行される予定だ。