若手作家によるグループ展『MOTアニュアル2016 キセイノセイキ』が、3月5日から東京・清澄白河の東京都現代美術館で開催される。
『MOTアニュアル』は、東京都現代美術館が1999年から継続的に開催しているグループ展。14回目となる今回は、芸術表現の環境の向上を目指して実験的な取り組みを展開するアーティストたちの組織であるARTISTS' GUILDとの協働企画となる。同展では国内外の作家によって制作された、現在の社会状況と向き合う手掛かりとなる作品やパフォーマンスを通して、「今、この時代に表現することとは何か」を問い、異なる視点による複数の解釈が交錯する場を生み出すという。
現在までに明らかになっている参加作家は、遠藤麻衣+増本泰斗、小泉明郎、齋藤はぢめ、アルトゥル・ジミェフスキ、高田冬彦、橋本聡、藤井光、古屋誠一、ダン・ペルジョヴスキ、横田徹の10組。会期中はライブパフォーマンスやトークイベントが行なわれるほか、4月には同展のカタログが刊行される予定だ。