ニッサンは26日、今季のグローバルモータースポーツプログラムを発表。このなかで豪州V8スーパーカー選手権やニュルブルクリンク24時間レース、LMP2クラス/LMP3クラスといった海外レースでの活動についても触れている。
まずオーストラリアを中心に開催されているV8スーパーカー選手権には、ニッサン・アルティマを投入。1月のバサースト12時間耐久レースにニスモ・グローバルアスリートチームから参戦したリック・ケリーをはじめ、トッド・ケリー、マイケル・カーソ、デイル・ウッドの4名を起用する。
また、昨年は2台のニッサンGT-RニスモGT3を投入したニュル24時間レースに今年も継続参戦する。現時点で参戦台数やドライバーラインアップは発表されていないが、15年はアレックス・バンコム/星野一樹/ミハエル・クルム/ルーカス・オルドネス組ニッサンGTアカデミー・チームRJNの35号車が日本車勢最上位の9位を獲得する活躍をしており、今後の発表に期待したい。
そのほか、エンジンサプライヤーとして参画しているLMP2/LMP3クラスでの活動も継続。世界耐久選手権(WEC)やヨーロピアン・ル・マン・シリーズ(ELMS)、アジアン・ル・マン・シリーズ(AsLMS)のLMP2に参戦するチームにはオレカとギブソンを通じ、VK45エンジンの供給とサポートを実施。ELMS、AsLMSのLMP3に参戦する全チームにはオレカを通じて、VK50エンジンの供給と技術支援を行っていく。