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スーパー耐久:KONDO Racing、今季も日産自動車大学校とコラボしS耐参戦

2016年02月26日 18:31  AUTOSPORT web

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先日、富士スピードウェイを走行したKONDO Racingの15年型ニッサンGT-RニスモGT3
26日、ニッサンは、同日発表した2016年のグローバルモータースポーツプログラムのなかで、スーパー耐久シリーズのST-Xクラス参戦体制に言及。日産自動車大学校とKONDO Racingによる共同チーム、スリーボンド日産自動車大学校GT-Rとして参戦するほか、ニッサンGT-RニスモGT3を使用するカスタマーチームへ技術支援を行うことを発表した。

 今年でスタートから5年目を迎える、日産自動車大学校とKONDO Racingによる共同プロジェクト。“教育とモータースポーツを結びつける”という考えのもと、授業の一環として学生たちがレース活動に取り組んでいる。昨シーズンはシリーズ全戦へ初出場。藤井誠暢と星野敏、高星明誠の3名を起用し、2戦で2位表彰台を獲得したほか、全戦で完走を果たし、ランキング3位を獲得している。

 チームは今季も近藤真彦監督の指揮のもと、GT-R GT3を投入し、悲願のランキング1位獲得へ向け戦っていく。ドライバーに関しては、プログラム初年度からドライバーを務める藤井以外の名前はTBD(後日発表)とされている。なお、KONDO RacingのS耐参戦用15年型GT-R GT3は先日、富士スピードウェイを走行しており、順調に参戦へ向けた準備を整えているようだ。

 そのほか、ニッサンのS耐での活動についてはS耐ST3クラスにフェアレディZニスモRCで参戦するカスタマーチームへ技術サポートを行うことも発表されている。