26日、ニッサンは2016年のグローバルモータースポーツプログラムを発表。昨年、スーパーGT300クラスでシーズン2勝を挙げた高星明誠がブランパンGTシリーズに参戦することを明らかにした。
15年シーズン、GT300でB-MAX NDDP GT-Rをドライブし、初めてスーパーGTフル参戦を果たした高星。第3戦タイ、第7戦オートポリスでチームに勝利をもたらし、ドライバーズランキング3位を獲得したニッサン期待の若手が、今季プランパンGTの耐久シリーズとスプリント・シリーズの両シリーズに参戦する。
高星は両シリーズともニッサンGTアカデミー・チームRJNからプロクラスへ参戦。もちろんドライブするのはニッサンGT-RニスモGT3だ。耐久シリーズではGTアカデミー出身のアレックス・バンコムとルーカス・オルドネスのふたりとタッグを組み、昨年千代勝正がもたらしたチームタイトル防衛を目指す。スプリント・シリーズではバンコムとのコンビでチャンピオン獲得へ向け戦っていく。
昨年、ブランパン耐久シリーズでタイトルを獲得した千代は今季、GT500クラスへのステップアップを果たしており、高星のステップアップにも期待がかかる。海外で戦うニッサンの若きホープの活躍に今年も注目だ。
なお、ニッサンはチームRJNを通して両シリーズのプロ・アマクラスにも1台ずつGT-R GT3を投入。耐久シリーズには15年GTアカデミーインターナショナル部門ウィナーのマット・シモンズ、ショーン・ウォーキンショー、ロマン・サラザンの3名が、スプリント・シリーズにはウォーキンショーとリカルド・サンチェスのコンビが参戦する。