日本とイタリアが修好通商条約を締結してから150年の節目となる今年。
上野・国立西洋美術館にてイタリアを代表する画家
カラヴァッジョの展覧会が開催されます。
イタリアの国民的画家
気性の荒さで殺傷事件が絶えず、逃亡生活の果てに38歳の若さで亡くなるという波乱万丈の人生を送りながら、イタリアでは通貨に肖像が印刷されるなど国民的な人気を集めるカラヴァッジョ。
彼の絵画は同時代の画家にも大きな影響を与え、「レンブラントやフェルメールはカラヴァッジョがいなければ存在しえない」と言われるほどです。
世界初公開の作品も
日本では15年ぶりの開催となる本展では、晩年の傑作
「エマオの晩餐」や
本邦初公開となる
「バッカス」などを含む名作約10点と、彼の影響を受けた各国の代表的な継承者たちによる作品約50点を展示。
また、これまで
400年以上行方が分からず、ようやく2014年に発見された幻の作品
「法悦のマグダラのマリア」の
世界初公開も大きな話題となっています。
さらに古文書など、同時代史料も併せて出品し、カラヴァッジョの生きた時代と人生、彼の功績を振り返ります。
日本では過去最多、世界でも有数規模の展覧会となるカラヴァッジョ展。
この貴重な機会をお見逃しなく!
日伊国交樹立150周年記念 カラヴァッジョ展
CARAVAGGIO and His Time: Friends, Rivals and Enemies
会期:2016年3月1日(火)~2016年6月12日(日)
会場:国立西洋美術館 東京都台東区上野公園7-7
開館時間:午前9時30分~午後5時30分 毎週金曜日:午前9時30分~午後8時
※入館は閉館の30分前まで
休館日:月曜日(ただし、3月21日、3月28日、5月2日は開館)、3月22日(火)
観覧料金:当日:一般1600円、大学生1200円、高校生800円
前売/団体:一般1400円、大学生1000円、高校生600円
日伊国交樹立150周年記念 カラヴァッジョ展 特設サイト
http://caravaggio.jp
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