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数え切れない雑貨が21_21 DESIGN SIGHTに集結「雑貨展」の内部を公開

2016年02月25日 22:13  Fashionsnap.com

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2月26日に六本木の21_21 DESIGN SIGHTでスタートする展覧会「雑貨展」の開幕に先駆けて、前日の2月25日に内部が公開された。雑貨をテーマにした作品展示のほか、平林奈緒美やalphaの南貴之、森岡書店の森岡督行らがキュレーションしたスペースを設置。同展覧会のディレクター 深澤直人は「"これ以上集まらないんじゃないか"という量の雑貨が揃った」と話している。

「雑貨展」の内部を公開の画像を拡大

 「雑貨展」では"雑貨"の美学に焦点を当て、深澤直人をはじめ、グラフィックを制作した葛西薫やテキストを担当した井出幸亮ら著名人が企画に参加。キュレーションを手がけた「雑貨展の雑貨」のほか、手仕事で作られたものから工業製品までを紹介する「雑貨のルーツ」や、三宅瑠人とともに1920年から2001年までの雑貨をまとめた「雑貨と生活史年表」といったコンテンツを揃え、幅広い年代の人が楽しめるようにした。
 「12組による雑貨」では、平林奈緒美や南貴之、森岡督行のほかにスタイリストの岡尾美代子や「ヤエカ(YAECA)」の井出恭子、料理家のたかはしよしこ、設計事務所imaの小林恭・小林マナなど、様々なジャンルで活躍する人々を起用。森岡督行は昭和28年当時の銀座通りを撮影した写真帳「銀座八丁」をヒントに現存する店舗から集めた雑貨を展示するなど各々が異なるテーマを掲げ、文房具類から食器類、菓子のパッケージまで個性豊かな"雑貨"を揃えた。同スペースでは、「12組による雑貨」の映像ドキュメンタリーが上映されるほか、ナガオカケンメイとD&DEPARTMENT PROJECTが考えるコンビニエンスストアや、プロダクトデザイナー藤城成貴による「雑貨とデザインの考察」などを公開。深澤直人は「出展者は皆、目利きのある人ばかりを集めた。まずは雑貨を目で見て楽しんで欲しい」と呼びかけている。会期は2月26日から6月5日まで。
■企画展「雑貨展」会期:2016年2月26日(金)~6月5日(日)開館時間:10:00~19:00(入場は18:30まで)*4月28日(木)は関連プログラム開催に合わせて、通常19:00閉館のところを特別に22:00まで開館延長(最終入場は 21:30)休館日:火曜日(5月3日は開館)会場:21_21 DESIGN SIGHT(東京ミッドタウン・ガーデン内)住所:東京都港区赤坂 9-7-6TEL:03-3475-2121
公式サイト