スーパーGT300クラスに参戦するVivaC team TSUCHIYAは、カーナンバーにちなんだ2月25日、2016年の参戦体制を発表した。
2015年から登場したGT300マザーシャシーを使用し、ひさびさにスーパーGT復帰を遂げた土屋武士率いるVivaC team TSUCHIYA。昨年はマザーシャシーを独自の技術力で鍛え、さまざまな改良を施し速さと信頼性をアップ。15年第6戦SUGOでは、涙の復帰後初勝利を遂げた。
今季に向けてチームは、2月21日に横浜で行われたサポーターズミーティングの場で、サポーターだけに向けて2016年の体制を発表していたが、25日、公式にTwitter(@VivaCxTSUCHIYA)上でチーム体制が発表された。
マシンは昨年から継続使用となるトヨタ86 MC。ドライバーも同様に、土屋武士と松井孝允のコンビとなる。実は土屋は今季、予選Q2を松井に任せようと考えていたらしいのだが、童夢からの依頼で岡山で18号車をテストした際、「オレ、まだまだ全然速い」と再認識。「孝允にとっての高いカベになろうと思っている(笑)」と、ドライバーとしても元気なところをみせてくれそうだ。
同時に、VivaC team TSUCHIYAを彩るレースクイーン、『Vivacious Girls 2016』も発表された。昨年から継続の高家望愛さん、藤井みのりさん、そして「(日本レースクイーン大賞)新人賞が狙える」と土屋も太鼓判を押す岡島彩花さんの3人が決定した。
チーム一丸となって、創意工夫でマシンを速くし続けてきたVivaC team TSUCHIYA。パワーでは若干苦しい部分もあるが、「岡山とSUGOは絶対に勝てる」と土屋は自信をみせる。今季も『最強プライベーター』の活躍を楽しみにしたいところだ。