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マッサのFW38デビューでメルセデスPUにトラブル

2016年02月25日 18:51  AUTOSPORT web

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フェリペ・マッサ(ウイリアムズFW38)&キミ・ライコネン(フェラーリSF16-H)
スペイン、バルセロナでの2016年F1プレシーズンテスト3日目、ウイリアムズのフェリペ・マッサがFW38の走行を開始した。

 24日の天候は晴れでドライコンディション。マッサは109周を走行、ミディアムタイヤで1分26秒712のタイムをマーク、12人中10番手となった。

 マッサは2日間のバルテリ・ボッタスの作業を引き継ぎ、信頼性のための作業、レースシミュレーションなどに取り組んだ。チームはインレットシステムの問題により少し早めに走行を切り上げており、翌日までに解決するため調査を行っていると述べている。

「今日は109周を走りこむことができていい一日だった。FW38に初めて乗り、理解を深めるために走行した」とマッサ。

「マシンに乗ってみて、前年型よりよくなっている箇所を見つけるのは嬉しいものだ。セットアップにおいて改善できる点を探す作業も続けている。マシンを理想的な状態に持っていくためにはやるべきことが大量にある。でもいい感触を持っているんだ。まだ始まりにすぎず、これからたくさんの改良を行っていくことになるだろう」

「今日のセッション終盤、残念ながらパワーユニットの問題でストップしなければならなかった。そのためプログラムを完了できなかった。でもほんの数周予定より少なくなっただけで、作業をほぼやり終えたといってもいいだろう」

 テスト最終日もマッサが引き続きテストを担当する。