スペイン、バルセロナでの2016年F1プレシーズンテスト3日目、カルロス・サインツJr.がトロロッソ“STR11・フェラーリ”で周回を重ねた。
24日の天候は晴れでドライコンディション。サインツJr.は161周を走行、ミディアムタイヤで記録した1分26秒239で12人中6位だった。
この日、サインツJr.は、今走っているマシンは基本的には2015年型の改良版に新パーツをつけた暫定バージョンであると明かした。
フェラーリPUへのスイッチが決まったのが遅かったことが影響し、今回のテストでトロロッソは去年のマシンをモディファイして2015年仕様のフェラーリPUと今年用新パーツの一部を搭載したものを持ち込んでいるようだ、真の2016年型マシンは来週のテストでデビューする見込みだという。
「今走っているのは、去年のマシンと今年のパーツのミックスだ」とサインツJr。
「今は、STR11のパーツをSTR10につけて走っている」
「来週新パーツが全部到着して完全なSTR11になったら、マシンの評価がもっとちゃんとできるようになるよ」
トロロッソは、今のマシンを“STR11・フェラーリ”と呼んでおり、次回テスト初日3月1日に正式カラーリングを発表すると述べている。