スペイン、バルセロナでの2016年F1プレシーズンテスト3日目、リオ・ハリアントがマノーMRT05・メルセデスでの初走行を行った。
24日の天候は晴れでドライコンディション。ハリアントは78周を走り、1分28秒249で12人中最下位という結果だった。ルーキーのハリアントはターン5でスピンしてマシンを止めるというアクシデントにも見舞われた。
「僕にとっても母国にとっても素晴らしい一日だった」とハリアントは一日を振り返ってコメントした。
「すでにF1のテストに参加した経験はあったけれど、今はその時と違って、これからレースに出場できることが決まっている。すべてがリアルな感覚で、すごくエキサイティングだった」
「マシンに乗り、集中して取り組むべき仕事がたくさんあった。この2日間のプログラムを引き継ぎ、いろいろなセットアップにおいてマシンの挙動に慣れることを心掛けた。すごく感触がよく、データ収集や評価作業をうまく進めることができた。明日また走るのが楽しみだ」
スピンに関して聞かれ「小さなミスをしてああなった」とハリアントが答えたとFox Sportsが伝えた。
「マシンにダメージはなかったから、午後に走行を再開できた。僕はまだ学習の途中だ。明日さらに多くのことを学びたい」