ダニール・クビアトがレッドブルRB12でF1テスト初走行。トラブル解決できず

スペイン バルセロナでの2016年プレシーズンテスト3日目、ダニール・クビアトがレッドブルRB12で初走行を行った。

　24日の天候は晴れでドライコンディション。クビアトは74周を走行、ミディアムタイヤで記録した1分26秒497で12人中9番手となった。
　前日トラブルの兆しが見えたためテストを切り上げたレッドブルは、夜のうちに対策にあたり午前中から走行を開始することができた。しかし午後に再び似たようなトラブルが起こり、この日も作業を早めに切り上げることに決めた。チームは今後のプログラムに大きな支障はないものの、来週のテストがスタートする前までにきちんと解決したいと述べている。

「今日久しぶりにマシンに乗ることができて最高の気分だった。やっとRB12に乗れたんだ。本当にこの冬休みは長く感じたよ」とクビアト。この日彼はミディアムタイヤでのロングランを集中的に行った。
「今のところ正しい方向に一歩進めたと思う。すべてに関して正しい状態にあると感じる。マシンのバランスはとてもいいし、最初の感触はかなりポジティブだ」
「もちろん今日はもう少したくさん走りたかったけれど、明日取り戻したい」