スペイン バルセロナでの2016年プレシーズンテスト3日目、キミ・ライコネンがフェラーリSF16-Hのテストをスタートした。
24日の天候は晴れでドライコンディション。チームが燃料供給システムのチェックに時間を要したため、ライコネンは午前中は4周走ったのみでタイムを記録できず。午後に走行を開始し、セットアップ、エンジンマッピング、空力テストなどのプログラムに取り組んだライコネンは、合計78周を走行、ミディアムタイヤで記録した1分25秒977のタイムで12人中3番手となった。
「チームの雰囲気はとてもいい。今僕らはいろいろなことを試し、改善すべき新しいものを見つけようとしている」とライコネンは自身にとってのテスト初日を終えた感想を語った。
「去年型よりいいマシンになると確信している。マシンが新型になるときは小さくても変更はなされるもので、同じものであることはあり得ない。僕らはたくさんのエリアにおいて改善を施した。まだテストが始まったばかりだし、僕は今日走り始めたばかりだ。今のところ満足しているけれど、やるべきことが山のようにあるのは分かっている」
「厄介なことがたくさんあり、そういうものを修正するのには時間がかかる。今日走行時間を失ったのは痛かったが、僕らは常にベストを尽くすことを心掛けている。ミスは起こるものだけれど、改善しそこから学びたい」
ライコネンは新車は昨年型よりさらによくなったと感じている。
「第一印象はすごくいいよ。ハンドリングがいい。フロントエンドをはじめたくさんの面で去年より改善しなければならないが、チームはいい仕事をして準備を整えてくれている。満足だよ」
「すでに去年のマシンよりよくなっている。たくさんのエリアを改善した。問題はない。今のところ満足しているけれど、やるべきことは多い。これからいろいろと発見していくことができるだろう」