スペイン バルセロナでの2016年プレシーズンテスト2日目の23日、ハースF1チームのVF-16・フェラーリをエステバン・グティエレスが初めてドライブした。
この日の天候は晴れでドライコンディション。ハースは朝にパワーユニットのアップデートを行い、チェックを行った後に本格的にテストをスタートした。グティエレスは79周を走行、ソフトタイヤで1分25秒524をマーク、11人中6番手となった。
「チームにとってすごくポジティブな一日だった。新チームとしては特にね」とグティエレス。2015年はザウバーのシートを失い、フェラーリでテスト兼リザーブドライバーを務めていたが、今季ハースと契約しF1レースドライバーとしての復帰を果たした。
「最初のラップを走る時は興奮したよ。インスタレーションラップだったけれど、とても特別な瞬間だった。この数カ月、マシンや戦略について学習してきて、やっと実際にマシンを味わうことができたんだ。すごく大事な瞬間だった」
「基礎的な問題は出てくるけれど、チームはとてもうまく対処している。この調子で明日以降も作業を進めていく」
翌24日は再びロマン・グロージャンがステアリングを握る予定。